シェンゲン協定とは?ヨーロッパ旅を楽しむためにシェンゲンビザの仕組みを知ろう!

ホイップ13世

今日は「シェンゲン」という単語について勉強しましょう!

どーも!ホイップ13世です!

ヨーロッパを旅行する上で欠かせない「シェンゲン」について、今日は触れていきたいと思います!

まず、シェンゲンを知らない人からしたら、何それ?そんな国あったっけ?となるような聞きなれない単語ですよね。

ドラゴンボール全部集めたら出てくるドラゴン?

ヒツジさんA

ドイツのソーセージの名前かしら

ヒツジさんB

ヒツジさんたちの解答にはツッコミ入れずにいきます(笑)。兎にも、角にも、ヨーロッパを旅行する人にとっては、頭に入れておかなければならない概念の一つなのです、シェンゲン。

では早速、一緒に勉強していきましょう!張り切ってどうぞ!(/・ω・)/

そもそもシェンゲンって何?

まず、「シェンゲン」って結局何なの? 食べ物? 人の名前? というところから説明していきます。

ずばり、シェンゲンは都市名です!

ルクセンブルクという国の一番右下にある町の名前となっております!ルクセンブルクはどんな国か?それは秘密です(/・ω・)/

ルクセンブルクに約100あると言われている町の一つで、フランスのロレーヌ地域圏とドイツのザールラント州と接している「三か国の接触点」となる町になります。

だからこそ、このシェンゲンが或る協定を結ぶ場所に選ばれて、その協定もシェンゲン協定と呼ばれるようになったというわけです!

しかも、その会議、モーゼル川に船を浮かばせて、その中で行われたららしいですよ!漂う密会感!

そこで何が話し合われたの? 超気になるんだけど…

毛ガニ

なので、このシェンゲン。モーゼル川沿いに「European Museum Schengen (シェンゲンヨーロッパ美術館)」というものがあります!

しかも、その前には協定における記念碑(モニュメント)が飾られているのです!それを拝みにシェンゲンに来る人も後を絶えません。

・European Museum Schengen (Rue Robert Goebbels, 5444 Schengen, ルクセンブルク)

 

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すごいですね!モニュメントかっこいい!

わたくしホイップ13世もいつか行きたいと常日頃から思っていますので、もし行った際には、レポートしますね!

逆にもし行ったことがある方はコメントにてぜひ何か豆知識とか情報提供をよろしくお願いいたします(/・ω・)/

シェンゲンにあるもう一つの観光地「国境のない庭園」とは?

シェンゲン協定の記念碑周辺には他にも様々な観光地が点在しているのですが、その中でもとりわけホイップ13世も注目しているのが、「Gärten ohne Grenzen」という名のバロック庭園です。

こちら直訳すると「国境のない庭園」という意味となります。もう意味だけでめっちゃかっこいいじゃん…(笑)

どうやら「ドイツの庭園」「ルクセンブルクの庭園」「フランスの庭園」、三か国の庭園を巡る定番の観光コースがあるそうで、そのルクセンブルク担当をこちらがしているとのこと。

 

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これもまたなんと幻想的な…!

この庭園が三か国をまたいでいて、三か国を行き来できる、というわけではないのですが(三か国の頂点は、川の中でした笑)、ロマンを感じざるを得ないスポットに違いありません!

「国境のない庭園」も要注目です。

シェンゲン協定とは?何のための仕組み?

さあ、やっと本題です!前のトピックで「国境のない庭園」を紹介しましたが、これも実はちゃんとした布石として関係ある話なのです。

シェンゲン協定とは、ヨーロッパ諸国間において「共通の国境管理および人とモノの自由な移動を可能にすること」を目指した協定になります。

本来、昔って、パスポートとか関係なしに、それぞれの国に入ることができたんですよね。それが戦争とかで入れなくなっての現代なだけのこと。

モノを輸出入する時にかかる関税も同じです。むかしむかしはそんな仕組みありませんでした。

そういったものがなくなる仕組み。

シェンゲン協定は、欧州連合(EU)の理念と紐づくように、ヨーロッパが力を合わせていけるように作られた大きな枠組みなのです。

つまりは、どゆこと?

毛ガニ

つまり、加盟国同士なら「検査とかなしで自由に行き来できるよ」「モノを持ち運んでも関税かからないよ」ってことです。

本来なら国境で色々な検査をする必要があって、ビザがどうこうとか、どこの国でもあーだこーだやってるわけなんですけどね。それが必要なしってわけです。スーパーラクですよね。国境がないんですよ。一つの大きな国家みたいなものじゃないですか。

隣りの国の方がビール安いからって、ふらっとビールたくさん買って、ふらっと自分の国に戻るっていうことができるわけですよ。すごくないですか(笑)

うらやましすぎですよね。ちなみに日本はもちろんヨーロッパ諸国ではないので仲間に入れてもらえません(笑)

シェンゲン圏とは?どこの国がシェンゲン軍団なの?

そして、その肝心なシェンゲン協定を結んでいる軍団(シェンゲン圏)はどこなんだって話です。

結論から言いますと、シェンゲン圏はヨーロッパの大半の国です。その数はなんと26か国!

シェンゲン圏に含まれる国

ドイツ/オーストリア/ベルギー/デンマーク/スロバキア/スロベニア/スペイン/エストニア/フィンランド/フランス/ギリシャ/ハンガリー/アイスランド/イタリア/ラトビア/リヒテンシュタイン/リトアニア/ルクセンブルグ/マルタ/ノルウェー/オランダ/ポーランド/ポルトガル/チェコ/スウェーデン/スイス

もう本当にヨーロッパのほとんどです(笑)。この26か国はもはや大きな一つの国のように、何の気なしに国同士を行き来をすることができるのです。

うらやましすぎですよね。ちなみに日本はもちろんヨーロッパ諸国ではないので仲間に入れてもらえません(2回目)(笑)

なお、この仕組みに入ることを拒否したのが、イギリスとアイルランドの2カ国。入ることになっていて、なかなか入らないのが、キプロス、クロアチア、ルーマニア、ブルガリアの4か国です。なので、例外もあるから気を付けてねって話になります。

テロリストの犯行を助けてしまう問題

しかし、この夢みたいなシェンゲン協定。「僕たちは一つの家族だ」と言わんばかりのファミリープラン。一つ大きな問題点がいま懸念されています。それがテロです。

シェンゲン圏の行き来が自由になった分、協定非加盟国との境界線における検査は強化されていると言われています。

実際にホイップ13世もちょこちょこヨーロッパに行く人ですが、こんなに検査します?ってくらいなんかレントゲン取られたりした経験もあります。

しかし、一度テロリストがシェンゲン圏に入ってしまったら、追跡が不可能というとんでもない欠陥が浮き彫りになっているという事実もあるのです。

国によっては国境検問所が緩い地域もあるために、シェンゲン圏のパスポートさえ所持していれば、例えばヨーロッパ諸国とシリアの間を自由に行き来することができてしまいます。

2015年に発生したパリ同時多発テロ事件の主犯格とされるベルギー国籍のアブデルハミド・アバウドは、国境審査の機能不全によって自分はすり抜けられたと後から語っていたそうです。

協定間の国では身体検査もないし、通行履歴が記録されないために、「もう誰がどこに行ったのか、わけが分からない」というデメリットがあるのです。

自由と平和な仕組みはとても素晴らしいもので、パスポートなんて、国境検査なんて、もう世界のすべてで取っ払われてしまえ!と思うものの、こういったリアルもまだこの世界にはたくさんあるんだなあと思います。難しいですね。

シェンゲンビザとは?日本人のヨーロッパ滞在におけるルール

そして、お待ちかねの話題です。おそらく皆さんが一番気になっている点。

シェンゲン協定が私たち日本人にどういう影響があるのかについて話そうと思います。

まず、シェンゲン協定加盟国では、「短期滞在ビザ」のことを「シェンゲンビザ」と呼ぶのですが、なんと日本のパスポートを持っている人はそのビザが免除されているという嬉しい事情があります。

なので、原則的に出入国時にわずらわしい書類提出もなく自由に行き来することができます。最高ですね。

ただし、免除はされるものの、シェンゲン協定に加盟している26か国には、短期滞在ビザにおいて、同一のルールが存在します。

どんなルールかというと「非シェンゲン圏の人間は、シェンゲン協定加盟国に、最大90日までしか滞在できない」というものになります。

ホイップ13世

そんなあああああああ…!!

なお、これは合計の数字です。なので、色々なシェンゲン協定加盟国を行き来していても、90日のカウントダウンは止まらないので注意が必要です。

そして、「じゃあ、一回シェンゲン協定加盟国から出て、また新しい90日を始めればいいんだな(-ω-)」という抜け穴的なアイデアを思い付く人もいると思います。その辺り、シェンゲン軍団も抜け目はありません。

実はこれには補足ルールがあり、「あらゆる180日間における最大90日であること」という決まりがあります。

・オランダに90日間滞在

・日本に91~179日目帰国

・180日目にフランス入国

これはアウトです。あらゆる180日間で切り取ってチェックされるので、オランダに初めて入った日から180日間をチェックすると、91日間シェンゲン協定加盟国にいることになってしまうからです。

要するに、

「ちょこちょこヨーロッパに行く分には、180日前から数えて90日以上滞在していなければOK」

「新たに90日間がっつり滞在したい場合は、シェンゲン協定加盟国に全く足を踏み入れなかった期間が連続して90日間あればOK」

ということになります。

少しややこしいルールなんですけどね。もし、シェンゲン協定加盟国に長く滞在するようであれば、それぞれの国の条件に合わせて、学生ビザや労働ビザなどを発行するようにするのが一番です!

ちなみに、わたくしホイップ13世は、90日間を超える滞在をしそうになり、過去にそういう人たちがどうなったかを必死で調べたことがあります(笑)

その結果、多くの人は強制送還されながら、罰金&長期間シェンゲン協定加盟国への入国禁止となっていました。

その金額や禁止期間が、結構ケースによってまちまちだったのが余計怖かったです。皆さんもくれぐれも滞在オーバーしないように気を付けてくださいね(/・ω・)/

日本にはシェンゲンルールを超越した仲良し国がある

え、そんな国がヨーロッパにあるの?って感じですよね!それがあるんですよ!

そう!何を隠そう、

オーストリアポーランドですっ!

え?全然ピンと来ない…(笑)

毛ガニ

オーストリアとポーランド、皆さんはピンときましたか(笑)?

洗練された町並みや文化を抱える、東ヨーロッパを代表する二カ国です。オーストリアはレッドブルを世界で大ヒットさせた国としても有名ですよね。

なんと、この二カ国は、日本との間に「二国間協定」というものを結んでおり、シェンゲンルールよりも二国間ルールの方が優先されるという最強法律を持ち合わせているのです!

そして、そんな二国間協定により、オーストリア、ポーランドは共に6か月間の滞在が可能となっております!シェンゲン協定加盟国の2倍です!

ただし、二国間協定が適用されるのは、ポーランド、オーストリアで入出国審査を受けた時のみなどの注意点もあります。

つまり、他の国で入国した上で、「90日間超えそう!やばい!」って駆け込んでもダメということです。

また、二カ国間協定には、もう一つシェンゲンと組み合わさった複合ルール「非シェンゲン協定加盟国に一度出国して、3日後に戻ってくると、90日間また滞在できる(「あらゆる180日間」ってやつがリセットされる)」というものもあります!

これを使うと永遠にヨーロッパに滞在できるという優れものです。

とはいえ、ちゃんと滞在目的がはっきりしていないと、その入国を断られるケースもあるようです。

なので、理論的には10年100年と滞在できますが、確実に10回100回と使える保障のある抜け穴ではないようです。

以上!シェンゲンの基礎に関するあれこれでした(/・ω・)/!

自分の旅行プランはシェンゲン的に問題はないのか、しっかりとチェックしながら計画を立てることはとても大切です。

けれど、よっぽどのことがない限り、シェンゲンを破るような滞在の仕方もあまりできるものではないので、神経質になることもないと思います。

このブログが何か参考になっていれば、そして皆さんのヨーロッパ旅が一層に輝くようであれば嬉しいです!

引き続き皆さんも、楽しいシェンゲンライフを(/・ω・)/!

 

ホイップ13世

最後までお読みくださり、ありがとうございます!シェンゲン協定やシェンゲン圏のことに限らず、質問、相談、何でも大歓迎です。ぜひ気軽にコメントしてくださいね。これからも「世界は青かった」をよろしくお願いします!

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