海外旅行の前に知っておきたい狂犬病まとめ

ホイップ13世

今回のテーマは「狂犬病」!海外旅行に行く人にはぜひ知っておいて欲しい病気の一つです

こんにちは!前世シロクマのホイップ13世です!今日のブログでは狂犬病について書いていきます(/・ω・)/

海外旅行に病気は付き物ですよね。お腹を壊したり、そういう軽い症状ならね、持参した薬とかでどうにか対応できるんですけど。世の中にはシャレにならない重い病気にかかってしまうケースがあります。その一つが狂犬病(きょうけんびょう)です。

けれど、しっかりと知識を持っておくこと、対策をしておくことで、大きな予防線を張ることができます。ぜひ一緒に学んでいきましょーう!

 

狂犬病って何?症状や感染経路を知ろう

狂犬病っていう響きはなんか聞いたことあるけど、結局どんな病気なの?そう思い人は多いと思います。狂犬病とは、主に狂犬病ウイルスを保有する動物に噛まれたり、引っ掻かれたりしてできた傷口から発症する感染症です。

潜伏期間は大体1~3か月(2年かかったケースもあるらしい…)。その間にウイルスが中枢神経、脳みその方に上昇していきます。症状としては、風邪っぽい症状から神経障害や呼吸障害まで。水や風の音を極端に怖がるような症状も出るらしいです。

そして、なんと死亡率は100%。最終的には命を落とすことになります。なんともうウイルスが身体に入った後では、有効な治療法はないんだそうです。怖いですね。

現在もなお、世界中で毎年4~5万の人間が狂犬病によって死亡しています。アジアやアフリカではイヌから感染するケースが多いそうですが、南米やヨーロッパだとコウモリに噛まれて感染する可能性も多いそうです。え?「狂“犬”病」なのに?って思いますよね。

実は感染経路は必ずしも犬じゃありません。哺乳類すべてにウイルス保有可能性があって、アライグマ、スカンク、コヨーテ、キツネ、マングース、オオカミ、実に多様な動物で狂犬病は報告されています。

ちなみに、狂犬病って英語で「Rabies(ラビーズ)」と言うので、僕は勝手に「日本では狂犬病って呼ぶけど、海外だとウサギ主流の病気なのかな」と思ってました(笑)。でも、そんなウサギが狂犬病になったという報告もタイなどでされているようですよ。

 

狂犬病に関するビックリ豆知識

日本最後の狂犬病はネコだった

狂犬病と言いつつも、様々な動物から感染可能性があるこの病気ですが、実は日本国内で最後に感染が報告された時、その感染経路はネコだったそうです!

ロングスリーパー隊長

えっ?私も狂犬病になる可能性があるんだ……

初めて知った時は「え!?」「ね、ねこ??」って僕も随分と驚きました(笑)。イヌと正反対のイメージが強いせいでしょうね。本当にどんな動物でも感染可能性がある病気なんだなと思います。

ちなみにフィリピン等では未だにイヌに次いでネコの狂犬病が多いそうです。

なお、日本のネコ感染の報告は1957年のものになります。つまり、日本ではもう長い間、狂犬病は起こっていないことになります。その影響もあって、あまり僕たちに馴染みがない病気なんですけどね。

だからこそ、狂犬病の怖さと、どういう風に対策したらいいのかを、しっかりと知っておくことが重要だと思います。

狂犬病を題材にした小説がある

これもビックリ。実は狂犬病を題材にした小説を超有名小説家のスティーヴン・キングさんが執筆されているんです。

『クージョ』というタイトルなのですが、ジャンルとしてはホラーものになります(笑)。狂犬病になった犬が家族に襲いかかり、平和な日常を恐怖に陥れるというストーリー。若干ゾンビものの臭いもしますよね……

こちらはなんと映画化もされており、映像でも観ることもできます。下記に本のリンクを貼りましたが、表紙怖すぎませんか(笑)? 価格1円の中古本もたくさん出品されていたので、興味がある方はぜひ読んでみてください(/・ω・)/

ホイップ13世

ホイップ13世

ちなみにこのイッヌ、狂犬病をコウモリから移されたらしいです。海外の日常にひそむ恐怖……

 

狂犬病洗浄地域に指定された安全な国もある

さて、そんな狂犬病ですが、「この国は狂犬病のリスクがありませんよ」という狂犬病洗浄地域も幾つか存在します。日本もその一つです!良かった!

指定地域は、主にアイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムなどです。(アイルランド、スウェーデン、イギリス、ノルウェー、台湾などは、狂犬病の法律が変わったために解除されてます₎

これらの狂犬病洗浄地域に共通して言えることは、輸入を検疫と組み合わせてしっかり行っていることペットの動物に毎年予防接種を受けさせる仕組みを作っていることなどが挙げられます。

例えば、ハワイでは検疫制度が主体的に行われており、輸入した犬を、狂犬病ワクチンの接種、マイクロチップの装着。そして、抗体検査を実施して、一定の抗体陽性が出たのを確認後、120日間待機というのを行っているそうです。

かなりの徹底ぶりですよね。そういった徹底した努力のおかげで、僕たちはイッヌやネッコと家族になれるのですね。予防って大事。

 

海外で動物に触れる機会が多い方は予防接種?狂犬病から身を守る方法は?

それでは、僕たち自身はどうやって狂犬病にかからないようにすればいいのか、という話になりますよね。実は、発症後の死亡率は100%の恐ろしい病気ですが、予防接種さえしておけば、発症を阻止することが可能です。

ただし、日本では、抗狂犬病ウイルス抗体の製剤が承認されていないので、予防接種は、輸入ワクチンを取り扱うクリニックや病院にて受ける必要があります。日本渡航医学会さんが47都道府県別でトラベルクリニックのリストを作ってくださっているので、ぜひ参考にしてみてください。

参考 「国内トラベルクリニックリスト」

 

とは紹介したものの、本当にワクチンを打つ必要があるのは、獣医師、野生動物保護の従事者、獣医学科の学生、適切な医療をすぐに受けることが難しい地域を訪れる人などと言われています。

余ほどのサバイバル海外旅行ではない場合、「現地のイヌやネコなどに対して手を出さない」ということが当たり前のようで一番の予防に間違いありません。

日本国内だと、ついつい野良猫などに手を出しちゃう人も多いですけど、あれを海外ではよりやっちゃダメだよという話になります。

これから海外旅行に行く人は、ぜひ一緒に行く人も含めて、「動物とみやみに接触しない」ということを周知、徹底するようにして欲しいと思います。

 

世界狂犬病デー ~狂犬病の撲滅を目指して~

そんなこんなで世界中で猛威をふるう狂犬病ですが、9月28日は世界狂犬病デー(World Rabies Day)という日が制定されています。

2008年からなので、まだ歴史が浅い日ではありますが、世界保健機関(WHO)などが中心となって、狂犬病の撲滅を地球規模で呼び掛けることを目的に作られた日になります。人に対しては狂犬病に関する教育を、犬に対しては狂犬病のワクチンを、世界中に活動参加を呼びかけています。

 

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世界中で色々な撲滅運動が行われいるようですね(/・ω・)/

実は、すっかり狂犬病の発症リスクのなくなった日本ですが、まだ再び流行してしまうリスクがあると言われています。日本の各家庭ペットにおける狂犬病ワクチン接種率は50%以下と言われいて、その一方で「狂犬病の流行を阻止できるワクチン接種率は70%」と世界保健機関が発表しているからです。

もし、何かの拍子で狂犬病の動物がこの国に紛れ込んでしまった時に、流行を抑えるための予防接種率が今足りてないんですよ。そういった意味では、日本もまだまだしっかりと狂犬病への理解を深めていく必要がありそうですよね。

以上、ホイップ13世でした!海外旅行の話から少し逸れてしまいましたが、これから海外旅行に行く方、各家庭でペットを飼っている方には、ぜひ知って欲しい狂犬病の話でした。渡航先ではぜひとも気を付けて過ごしてくださいね。

そして、世界には様々な病気があります。予防方法などを知っているか知っていないかはとても大きな違いです。引き続き一緒に学んでいきましょーう(/・ω・)/

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